がんこ焼酎屋 大石酒造(鹿児島) |
大石酒造の酒蔵訪問
当店では、あまり焼酎は扱っていません。というのは、日本の場合、南九州から奄美、沖縄などの気候には焼酎が合うが、本州以北、九州も北部の気候では焼酎は合わないと思うからです。
それに、個人的に蒸留酒が苦手なせいもあります。
そんな私がこの大石酒造さんの焼酎は不思議と飲めるんです。というか、おいしく感じられます。
特に「がんこ焼酎屋」のシリーズは、大石社長が江戸時代の文献から昔の蒸留機を再現し、その蒸留機で造られた焼酎で、これは旨い!
ちょうど、蔵にお邪魔した時に、この蒸留機を使って、がんこを造ってられたので、初留の部分を滴り落ちるしずくをなめさせてもらいましたが、こんなにおいしい焼酎は生まれて初めてでした。
原酒なのでアルコール度数は高くて、口当たりが最初は強いのですが、すぐその後から、何とも言えないサツマイモの甘い香りが口の中いっぱいに広がりました。
しかし、この蒸留機、とても効率が悪いそうです。
「最近はなれたけど、最初は一升瓶一本分できるのに30分近くかかった」そうです。
実際、とても小さい機械です。いや、機械というか木の桶を多少大きくした程度のもの。ポリバケツほどの大きさしかありません。なるほど、これなら 500ml瓶で年間2000本しか造れない、というのも納得です。
この他にもシェリー樽に熟成させた焼酎などもあるのですが、やはり地元の農家さんが契約栽培したスタンダードな芋焼酎が、大石さんならではの味わいだと思っています。
最近は、多少はゆるくなったとはいえ、それでも思うように入荷しません。品切れの際はご容赦下さい。


