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石川杜氏(竹鶴)

私が彼に初めて出会ったのは神亀さんの蔵でした。

聞けば早稲田の学生時代に神亀を飲んで日本酒にのめり込み、神亀でアルバイトをしながら学校を卒業。結局そのまま神亀に就職してしまったそうです。

その後、故郷の広島に帰らなければならなくなり、広島の竹鶴酒造に入社されました。

ここで蔵人を2年経験した後、前杜氏が引退するので、彼が杜氏となりました。

竹鶴のお酒は、そのぶっとい味わいが特徴ですが、この味は彼が杜氏になってから掘った井戸の水によるものです。

以前、三井の寿にいた山下杜氏が竹鶴を訪れた際に、この水の分析値を見て、他の井戸を探した方が良いのでは、と言われたそうですが、石川杜氏は、いやこれがうちの水だから、この水に合ったお酒を造るだけです、という考え方です。

彼がよく言うのは、人間が微生物にしてやれることなんてささいな事しか出来ない。

それよりも、彼等が活動しやすい環境を整えてやることの方が大事。

放置プレイならぬ放置酒造りです。

が、それがなんともいえない骨太な味わいを造り上げていきます。

時間をかけて、温度を変えると、さまざまな味の変化を見せてくれます。

石川杜氏のお酒はこちら

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