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長崎杜氏(天穏)

坂本杜氏とは遠い縁戚関係になり、以前は鷹勇で、坂本杜氏と一緒に働いていらしたこともあります。

つまり、長崎杜氏も鷹勇門下生の一人であり、上原組直系の杜氏だと言えます。

それは酒質にも如実に現れています。

搾ったばかりの時は透明感こそあるものの、堅く渋く、とても新酒では飲めたものではありません。

それが秋を越え、翌年の冬を越す頃になると、なんともいえない上品な旨味が、じわじわと滲み出てくるようになります。

小柄で大人しそうな外見からは想像もつかないような行動的に動かれる杜氏ですが、私が最初に出会ったのは、長崎杜氏が、まだ広島の龍勢にいらした時でした。

この時の龍勢も、全く先入観なく飲んだ時の驚きは、今でも覚えています。

しかし5年間という約束で、他の蔵に移られ、寂しい思いをした(私個人として)のですが、その後、杜氏の出身地でもある出雲の蔵に赴任されたと聞いて、

また長崎さんのお酒が飲める、と喜んだものです。

まだまだ、これからも上原先生直伝の純米吟醸を造り続けてほしいものです。

長崎杜氏のお酒はこちら

現在、長崎杜氏は引退され、若き岡本杜氏が酒造りの重責を担っておられます。

長崎前杜氏が「彼なら」と酒造りを任せただけの技量を持った杜氏です。

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