島根県の地酒(純米酒)
島根県の西端、益田氏にある蔵です。 石見空港を降りて車で15分ほどで到着です。そのまま車を走らせれば、すぐに隣県の山口県萩市に入ります。 歴史を感じさせる玄関を開けて中に入ると、柔和な顔の蔵元さんと杜氏さんが迎えてくれます。 まさに酒は人なり、という言葉を思い出させられます。
特に地元石見杜氏の竹内杜氏は、柔和な顔つきの好々爺、といった風情です。 この蔵には麹屋として赴任し、前任の杜氏さんの後を継いで杜氏になったそうです。 ここでは、蓋麹ではなく、一升盛りの箱麹で麹造りをします。吟醸や純米は蓋麹で造ると思い込んでいたので、最初は違和感を感じましたが、杜氏はこの方が造り慣れているからいい。とおっしゃいます。 確かに、でき上がったお酒をみれば、道具が問題なのではなく、使う人間が問題なのだということがよく分かりました。
この蔵は、敷地はけっこう広いのですが、ぎっしりタンクが並んでいるわけではなく、動きやすそうです。使っていないタンクもあり、これは増醸酒を造っていた時の名残です、と蔵元さんが説明してくれました。
昔はウチも増醸をたくさん造ってまして、その時はこれも必要だったのですが、今ではでっかくて邪魔なだけです、と笑いながらおっしゃいます。 蔵のいちばん奥に分析室があり、ここできき酒させてもらいます。 いつもながら、思うのですが、なぜこんなに奇麗で爽やかで力強いお酒が、こんな値段で販売出来るのだろう。どのお酒も、一点の曇りもなく、炭を使う必要は全くありません。 「いやあ、私は炭が嫌いなもんで、ほとんど使わんのですわ」とさらりと言われます。飾り気の無い人柄を感じさせる蔵元さんです。
ここで、蔵元さんと、その年にもらうお酒の相談をします。 実は、ここのお酒は2〜3年前、ちょっと首をかしげるようなことがありましたが、その原因も判明し、蔵内の補修でこの対策もすっかり出来ました。 杜氏さんもうれしそうな顔で、お酒の出来上がりを待っています。 毎年、訪ねるのが楽しみな蔵の一つです。
島根県の地酒(酒持田本店)
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| ヤマサン正宗 純米大吟醸袋吊り斗瓶囲い |
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| 写真はイメージです。燗どっくりは含まれません |
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